理化学ガラス製品は、主に研究開発・医学製薬・化学工業などの分野で使われます。ビーカーや試験管なども含まれますが、当社が主力とするのは専門用途の分析実験器具です。研究開発では、目的に合った装置を使うことが、研究の成否に結び付くため、高精度な特殊仕様の実験器具が必要とされています。
このような特殊仕様の理化学ガラス機器は、ガラス細工・ガス加工という手法で作られます。ガスバーナーの炎で材料のガラス管などを溶かし、飴細工のように伸ばしたり、曲げたり、膨らませたり、繋いだりして様々な形状を実現します。
当社の技術はメディアでも高く評価され、「日本のものづくりがもたらす新しい未来を紹介」することをテーマとしたTBSのテレビ番組「ワザビト~bridge of dreams~」に出演しました。2017年4月16日に放送された番組「#75 ガラスの未来を変える」では、デザイナーが考案・発注した二重構造のグラスを当社が設計・製造することで、飲み物の温度変化が少ないグラスを実現する様子が放映されました。特殊な形状・機能であっても、お客様のイメージ通りに具現化させて頂きます。