ガラス管カッターの販売

長年ガラスの加工を行ってきた専門家としてのノウハウを結集して開発した、専門的な利用に耐えうるプロ仕様のガラス管カッターを販売しています。サイズの異なる以下2サイズをご用意しており、どちらも誰でも簡単に断面がキレイに・正確に・長さを指定して切断することが可能な商品です。

  • ガラス管ハンドカッター(対象:内径11φ~50φ程度、長さ120㎜程度まで)
  • ガラス管テーブルカッター(対象:内径20φ~300φ程度、長さ500㎜程度まで)

当社のガラス管カッターの特徴

特徴① 簡単で断面もキレイ! 洗浄も不要!

一般的に、ガラス管カッターには以下の3種類があります。当社のガラス管カッターは「ローラータイプ」を採用しており、誰でも簡単にキレイな断面で切断することができ、切断後の洗浄も必要ありません。

  • ダイヤカッター(ペンタイプ)
  • 湿式ダイヤモンドホイールカッター(回転刃タイプ)
  • 硬質ホイールカッター(ローラータイプ)

ダイヤカッターは、ペン先にダイヤモンドのチップが搭載されており、ガラス管にペン先を押し当てて傷をつけて使用します。細いガラス管の場合は、傷をつけた部分で折るように手で力を入れて切断、ある程度太いガラス管の場合はバーナーで加熱してヒビを広げて切断します。オイルを使う製品が主流で、切断後には断面に油分が残るため洗浄しなくてはなりません。また、ダイヤカッターでまっすぐにガラス管を一周するように傷をつけるのはなかなか難しく、一定の技術が必要となります。

湿式ダイヤモンドホイールカッターでは、ダイヤモンド等の粒子を付けた円盤を高速回転させ、それにガラスを押し付けて切断します。切断時にガラスの粒子が出ることの対策、また切断時の衝撃を和らげることを目的として、水をかけながら切断する使われた方をすることが多く見られます。専用の機械が必要となるため、設備は高額になる傾向にあります。

硬質ホイールカッターの切断の原理は、基本的にペンタイプと同様です。硬質のチップ(刃)を押し当て、ガラス管を押さえるように挟み込んで管を一周回転させて傷を付け、バーナーで加熱して切断します。円筒形状を想定したつくりになっているため、簡単にまっすぐにガラス管を一周する傷をつけることができます。オイルを使用しない商品が一般的で、その場合は洗浄は必要ありません。

特徴② 正確な寸法で切断できる!

当社のガラス管カッターには、目盛り彫刻が施されています。長さを測りながら、ガラス管をセットすることができるため、正確な寸法で切断することができます。同じ寸法で複数回使用することで、長さを揃えて切断を繰り返すことも可能です。

特徴③ 硬質ガラスに対応! 刃の交換も簡単!

当社のガラス管カッターで採用されているチップ(刃)は、超硬合金(タングステンカーバイド)製で、軟質ガラスはもちろん、パイレックス(ホウケイ酸ガラス)などの硬質ガラスも切断することができるため、研究機関などでの利用にも適してます。チップはネジで簡単に取りはずし・交換することが可能で、当社で交換部品の販売も行っています。本体はステンレス製で耐久性に優れていますので、安心して長くお使い頂けます。

チップは、使用回数にもよりますが、2~3ヶ月使用できます。交換の際は、先端部のねじを緩めてピン固定蓋をずらし、内部のピンを抜くとホイールが外れますので、交換するホイールを溝に入れ、ホイール固定ピンをホイールの穴に差し込んで、ピン固定蓋をねじで固定して下さい。

当社のガラス管カッターの使い方

ガラス管ハンドカッター

①ガラス管カッターにガラス管をセットします。

②ガラス管を手で一周回すと、内部のチップによってガラスの側面に傷がつきます。

③内部にキレイに一周、傷の線がつきました。

④線のついたガラス管をバーナーの火にかけます。

⑤ガラス管を回しながら線の部分を熱していきます。

⑥熱が通ったら、少し力を入れるとキレイに線の部分で2つに分かれます。

ガラス管テーブルカッター

①ガラス管カッターにガラス管をセットします。

②ガラス管を手で一周回すと、内部のチップによってガラスの側面に傷がつきます。

③ガラス管を取り外します。

④内部にキレイに一周、傷の線がつきました。

⑤ガラス管をバーナーの火にかけ、回しながら線の部分を熱します。

⑥熱が通ったら、少し力を入れるとキレイに線の部分で2つに分かれます。

使用例動画

製品情報

ガラス管ハンドカッター

セットアップが高速! 速く・正確に・簡単にカットが可能!
彫刻目盛が入っておりますので正確な長さで、簡単にカットする事ができるガラスカットマシンです。非常にコンパクトなため、どこでもご利用頂けます。アダプターを取り付けることで、縦にカットすることも可能です。

製品名

ガラス管ハンドカッター

対象ガラス管

内径11φ~50φ程度、長さ120㎜程度

彫刻目盛

0〜150㎜

本体

幅325mm × 奥行き160mm × 高さ50mm(重量:約490g)

材質

ステンレス・スチール・シリコンゴム(グリップ部)・PTFE

生産国

日本製

付属品

・タングステンカーバイドホイール:3枚
・ホイール固定用ピン:2本
・スパナ:1本
・取扱説明書

価格

本体定価46,200円+消費税4,620円=50,820円(送料別)
(2022/4/1〜新価格)

ガラス管ハンドカッター別売品(部品・消耗品)

接地面小ローラー

1組:12,000円+消費税1,200円=合計13,200円(送料別)

タングステンカーバイドホイール

1枚:1,650円+消費税165円=1,815円(送料別)

ホイール固定ピン

1本:400円+消費税40円=440円(送料別)

縦切り用カット棒

1組:14,400円+消費税1,440円=15,840円(送料別)

縦切り用受け台

1組:14,400円+消費税1,440円=15,840円(送料別)

ガラス管テーブルカッター

大型のガラス管にも対応! 速く・正確に・簡単にカットが可能!
ガラス管を長さを測りながら、正確な長さで簡単にカットする事ができるガラスカットマシンです。速さ・正確さ・簡単さはそのままに、大型のガラス管に対応しています。

カット用ロッドには彫刻目盛が入っておりますので正確な長さでカットできます。

製品名

ガラス管テーブルカッター

対象ガラス管

内径20φ~300φ程度、長さ500㎜程度

彫刻目盛

50〜500㎜

本体

幅1,260mm × 奥行き400mm × 高さ350mm(重量:約15kg)

材質

ステンレス・アルミニウム・PTFE(組立式)

生産国

日本製

付属品

・タングステンカーバイドホイール:3枚
・ホイール固定用ピン:3本
・スパナ:1本
・直角定規:1本
・6角レンチ:1本
・取扱説明書

価格

本体価格298,000円+消費税298,00円=合計327,800円(送料別)
(2023/11〜新価格)

ガラス管テーブルカッター別売品(部品・消耗品)

タングステンカーバイドホイール

1枚:1,650円+消費税165円=合計1,815円(送料別)

ホイール固定ピン

1本:400円+消費税40円=合計440円(消費税込)